アメリカ流通業視察セミナー(ポートランド編2日目)

いよいよアメリカ流通業視察セミナーも最終日です。

株式会社BSK主催「アメリカ流通業視察セミナー」

米国の激戦小売業のなか、なぜ商圏拡大・顧客を増やせるのか、地域住民に愛され続けて躍進するニューシーズンズマーケット本社訪問と徹底店舗見学 地域密着型から地域愛着型へシフトをとれ!

Market of Choice

たぶんこれからの日本にも似たようなモデルが出てくるであろう店舗を視察。

ワインコーナー!!
この充実度にはビックリです!!
実際テイスティングもできるブースや、デリカコーナーで買ってきたものと一緒にたしなむこともできます。

青果コーナーです!!
圧倒的陳列量に、見事なカラーコントロール!!これもまた全てオーガニック!!
日本のカラーコントロールって本当にお客様視点なんでしょうか?明らかに本質が違うような気がします。

シーフードコーナーに、ミートコーナー!!

やはりこちらでも花が!!こんなにも花を好む文化があり、何と言っても女性のみならず何の恥じらいもなく男性が買われているんです。
日本の男性の皆さんもなぜ?を考えないといけないと思われますね。

ヘルスコーナー!!
ここが大きな日本との大きな違いなのかもしれません。
セルフメディケーションでもあり、なぜオーガニックがこんなにも充実しているのか?本質はここにあるのかもしれません。

デリカコーナー!!とにかく美味しそう♬

Winco

続いてこちらへ。
こちらは日本で言えばどちらかというと「コストコ」のような倉庫型店舗ですね。

ナッツ類も多種の品揃えです。

Whole Foods Market

Amazonに買収されてからも、もともとの良さを残しつつ、Amazonの良さをどんどん導入し進化しているお店です。

このようにAmazonピックアップも当然のように。

青果コーナー!!

チーズコーナー!!

シーフードコーナーに、ミートコーナー!!

牛乳コーナーですね。
量目の凄さに驚くことと、さらには種類よりキャップの色で区分けされています。

そして、デリカコーナー!!
見ているだけでお腹がすいてきます(笑)こちらも本当に野菜の種類が多いです。

お昼前だったこともあり、デリカを購入しイートインでランチタイムです♬
半端なく美味しいです!!十数年前の時とは全く別物と感じるぐらい進化しています。

店舗内には写真のようにあちらこちらに企業が信念として掲げていることが沢山掲示されています。宣言するという本気さを伺えます。

また、どの企業でも買い物袋はエコバックもしくは、紙袋ですね。これも環境に配慮しているのでしょう。
日本では相変わらずプラスティックビニール袋、便利だとかコスト削減だとかそんなことを言っている場合でいいのでしょうか?
安い・高い・売上とか利益とか、確かに大切なのも事実ですが、本当にそればかりを優先していいのか?考えさせられます。
こんな些細な所にも本質が見え隠れしています。

New Seasons Market

いよいよ大本命のニューシーズンズマーケットです♬
なによりもここは他の企業にはない圧倒的カスタマーサービスに特化していて、さらにはまだまだ進化し続けながら、新しい取り組みに挑戦し一番大切にするべき本質をしっかりと捉えたうえで、地域に愛される企業です。

こちら店頭です。温かみを感じます♬

いよいよ店内へ!!
わぉ!!と思ってしまう、また不思議なくらい優しさや温かさを瞬間的に感じます。

こちらの写真の右下、お気づきになられますか?

こちらも当然オーガニック!!
サイズとか、見た目とか、傷とか、そんなの関係ない!!とにかく生産者の皆さんと一緒に、そして地域に還元できる仕組みを創り出されています。

だから店内にはこうやって、生産者の写真があちこちに♬

シーフードコーナーに、ミートコーナー!!

デリカーコーナーです。こちらもテイスティングオッケー(^^♪
凄すぎます!!
ここで日本とは明らかに違う本質に気が付きました。この本質があるからこそ、進化できているんだと確信に近いものになりました。

いよいよインタビュー時間になりましたが、なんとこのような「おもてなし」が♡
どれだけ温かい優しい雰囲気を醸し出してくれるの?と感動すら覚えます♬

インタビュー開始!!
こちらも「サンクスギビング」の準備で大変お忙しいところではありながら、また当初は左におられる男性のストアサブマネージャーにインタビュー予定だったのが、な、なんと急遽隣にいる女性、こちらはコミュニケーションマネージャーと呼ばれる地域・お客様とお店を繋ぐ役割をもつこの企業にとって重要な位置づけにおられる方も一緒にインタビューが実現(^^♪
あり得ないことです。またお二人とも本当に素敵な笑顔で、温かい雰囲気が感じられます。
それが店内でも働くスタッフが本当に表情が豊かになる理由なのかもしれません。
インタビュー内容もですが、それ以上にものすごい体験をさせていただけたと思っています。大ファンになってしまいます♡

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いよいよ最後の視察。こちらは「ホールフーズ」が新しい業態として作り上げた店舗です。

しかし・・・今まで見たあちこちの写真と何か違和感を感じませんか?
これもまた時代なのか、それとも世代変化により本質のズレがあるのやもしれません。このギャップをみれただけでも価値あるものです。

フードロスを防ぐ意味もあるのかな?とも考えさせられますが、なんとなくカタチばかりに感じるのは自分だけなのかと思ったりします。

いよいよ帰国が翌日となり、最後は少し自由時間があったので、コーディネーターがお勧めする書店へ。
こちらもあのAmazonが書籍部門でも圧倒的に勝ち続けている中で、地域に愛されている企業です。
ここでも本質を垣間見ることができます。
私たちもほぼ自由時間、この書店で様々な書籍や雰囲気で過ごしました。

これにてアメリカ流通業視察セミナーも終了です。
本質ブレずに、そして時代とともに進化する、進化できなければ当然のように淘汰される厳しいアメリカ流通。
だからこそ、ネットやメディアだけでは得られないものがたくさんあります。
今回本当に、清水の舞台から飛び降りる覚悟で参加させていただきましたが、何よりも来てよかった!!たくさんの学びが得られたことに感謝でいっぱいです♡
毎年視察したい♬そんな想いにかられながらですが、さすがに毎年は容易ではないので、3年後に目標設定しました。

ツアー中で私たちが思い描く未来の方向性は間違いなかったことも確信できたこと、そしてそれを実践していくために準備していくことや、新しいプロジェクトをスタートします♬
どんなプロジェクトかは、またこのブログなどでご紹介できるかと思います。乞うご期待!!