結球しないキャベツといった感じで、イタリア野菜で知られるカーボロネロもケールの一種です。 ケールといえば青汁をイメージする方が多いですが、この品種は苦みや青臭さが無く、生のままサラダで食べるのがおすすめなケールです。 通常のケールよりも葉辺の欠刻がかなり強く、フリル形状が特徴で葉を一般的なキャベツなどのように刻んで食べることができます。
βカロテンをはじめビタミンE,Cなど抗酸化作用が強い成分がたっぷり
ケールはβカロテンが100g中2900μgも含まれる緑黄色野菜です。また、ビタミンEはブロッコリーと同じ2.4mg、Cは81mgといずれも野菜の中ではトップクラスとなっています。
これらはどれも抗酸化力が強い栄養素で、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。また、老化の予防効果も期待できます。