産直茶屋"かん味処"vol.5に参加しました

モチベーションの維持

4月5月って気分的に落ち込みやすい時期と言われますが、農家になって分かるのは正直モチベーション維持以上にめちゃくちゃギア上げる時期(笑)
ただどうしても端境期と呼ばれる販売できる野菜が少ない時期でもあるので、売上の見込みが少ない上に、さらには昨年、今年と新型コロナの感染影響で見通しが立たない不安もあることから、今回のテーマはこれまたタイムリーで、どうやったらやる気につながるか?が知れる機会でした。

ハッキリ言います!!やる気スイッチなんてものはありません!!

のっけからパーンッと言い切られます(笑)
「やる気スイッチなんてものはありません!!」

現在→「やる気スイッチ」→未来 なんて都合のいいものはなく、
理想としては、脳がやる気を出すから身体動くようになればいいけど、それは単なる幻想で、現実は身体が動くから脳が働く指示を出すのであって、これは脳科学的にも研究結果としてあるようです。
そのため身体と心の関係は「やる気は脳ではなく身体や環境から生まれる」ため、何でもいいから「行動」するしか「心」は動かない、だから行動してみることが大前提だよと。

振り返り、よく考えてみると確かにそうなんですよね。
やる気が出ないときって、なんだかんだ自分に言い訳しながら結果何もしていないよねと。
これをやらないといけないのに動かずだと結果何もできず後悔、身体を動かして最初は辛いけど段々とスムーズになり頭が冴えてくるし、やっとよかったとなる、そういえばこんな経験あるなぁと。
なるほど!!やっぱり動くって大事なんだ!!って心底思えました。

「好き・嫌い」「得意・苦手」のマトリクス

なるほど、やっぱりマトリクスは使える!!
今回はテーマに沿って今の自分の状態を把握する(自分自身を客観視できる)ために、農作業を事例に実際やったけど、課題がハッキリわかってきますね。

俯瞰的に客観的に見えることにより、どこまでできるか?が人間的成長のカギになるし、そこから、自分が出来ることを考えたり、新しい自分(自己発見)にもなるし、個人だけでなく複数人で共有し合えば相互理解にもつながるなぁ~と。チームで仕事をするときにも、補完し合うことが出来るから、結果業績も上がる!!と思いました。

また、自社分析の「強み・弱み・機会・脅威」の軸と同じで、対比軸があれば俯瞰的客観視マトリクスになるんだ!!と新しい発見でした。
自己尺度に他者尺度、全体尺度、あらゆる視点や視座、視野で活用できますね。

一長一短で苦手なものを得意にしたり、嫌いなものを好きなものにそう簡単に克服することは出来ないけれど、それでもその事実をしっかりと受け入れてやり続けたら克服することに近づく、まさに僕ら夫婦が大好きな言葉の一つ「績小為大」であり、小さなことをコツコツ積み重ねるお野菜たちが「べっぴんやさい」なんだ!!と自信が持てました。

あれ、今日はいつもと違って、そんなに脳内が痛くないぞ!?(笑)

「逃げる」ことから、さようなら!!しよう

ついやってしまいがちな「逃げる」こと、でも気づいた以上は意識したほうがいいし、やったほうがいいはず。
ここで講座の復習にもつながる「PDCA」ではなく「CAPD」へ。
日頃から自分を客観視して、自分にはこういったパターンがあるなぁ、検証して改善して計画して実行して、その繰り返しでそのパターンから逃げるのをやめることって些細なことかもしれないけれど自己成長への明るい道すじが見えました。

そのパターンの一例として・・・使ってるケースがこの中にあると反省、、、

★頑張った自分にご褒美
→現実や困難から逃避して言い訳への入り口をつくる

★自分は好かれていない
→うまくいかないことを「好み」で正当化する言い訳

★だって、しょうがないよ
→己の及ばないことにすることで正当化する言い訳

★自分には能力がない
→自分だけでやろうとするからであって、助けを求めるのも選択肢になる

★もう無理だ~
→認められていないときに一番出る言葉、謙虚さを取り戻す

自己成長には一定の負荷は必要だなって改めて思えましたが、無理をして心を病んでしまっては元の子もないので、さすが菅講師、3大要因を抑えてくれます。
★睡眠不足 ★コミュニケーション不足 ★深呼吸不足
この点は精神的にも身体的にも気をつけないといけないと、僕ら夫婦は特にそう感じます。

#3good を実践しよう!!

毎日の日常にあるどんな些細なことも実は「成果や達成」があって「幸せ」が満ち溢れていることに気づくこと。
その為に一日終わりに3つ箇条書き。言葉にするだけで今日の幸せ、明日への活力になる!!
僕ら夫婦は毎日「笑顔で寝る」を心がけていますが、追加で#3good を実践してみます。

怒りや不安の原因はどこから?

心の病をしてからはあまり過去に振り回されないようにしています。
その理由をこの講座でも明らかにしてくれました。

過去に視点→怒りの原因 確かに過去にいつまでも縛られてると、怒りがこみあげてくる。

未来に視点→不安の原因 これも遠く未来を見すぎてしまうと、本当に大丈夫だろうか?という不安感も。

だからこそ現在に視点、過去や未来を見すぎない、「今に集中せよ!!」は経験がある分、本当に心に響きました。

また、自分の目の前の事を変えることが出来ないのに、社会を変えることは出来ない、それは激しく同意です!!
どこで学んだのか、誰から学んだのか、鮮明に覚えています。
まさしく「木を見て森を見ず、しかるに森を見て木を見ず」であり、家族を幸せに出来ない人間が周りを幸せに出来るのか?自分を大切にしていない人間が他者を大切に出来るのか?
病を発したからこそ、それ以来自分を大切にする、身近の嫁を大切に!!だけは忘れないようにしています。

「自分が不幸にならないことも社会への貢献」
この学びが再復活するのはきっと改めて心に留めよということなのだと認識しました。

事実と感情(気持ち)の違いを分けること

事実と感情(気持ち)の違いを分ける、これもマネジメントコーチングを3年間学んだことを鮮明に覚えています。
自分に対しても、他者に対しても、必ず事実と感情の側面はあるから分けて捉えて整理をしてあげて導いてあげることがコーチングのポイントの一つでした。
事実を整理してあげるだけで、出来ることと出来ないことが分かるようになり、傾聴・共感・承認へと・・・

いやはやホントにすごすぎる(笑)
何を学ぶかも重要ですけど、誰に学ぶか?も大きなポイントだな!!とあらためてじわじわと実感しています。

質問からのおさらい

講座が終わり質問多数の中から一つ、これは実践したら役に立つと感じたこと。
農業をしていると、ほぼ必ず作業日誌なるものをつけます。日常であれば日記みたいなものですね。

これも事実と感情は区分けして書くこと、さらには一定期間後読み直したときに書ける追記欄を用意しておくこと、これは書いた直後と時間経過で脳内思考が違う状態らしいからです。
その注意点や改善点を今回のテーマに合わせてご教授いただけました。

テーマが今までとは違うジャンルであったのかもしれないですが、あっという間の90分で、今回も学びの効果をたくさん感じる講座でした。ありがとうございました!!

御礼はいらない!!実践だぞ!!と言われそうですが・・・(笑)