待ちに待った!!パクチー発芽♬

今日も燦々と太陽が気持ちよく、かれこれ1週間は雨が降っていません。そろそろ雨がほしい感じではありますが、こればかりは自然に任せるしかないですね。
夕方の潅水作業までに各圃場をパトロール。
心配していたパクチー・・・最初の種まきから2週間経過するも、発芽せず正直心配でした。いろいろと調べてみると発芽率が悪いことや、発芽まで1週間~2週間はかかるらしく、とにかく信じて定期的に潅水!信じてやり抜けば、必ず!!と思いながら・・・
夕方の潅水の合間に見てみると・・・「やった!!発芽してる~♬みんなよく頑張った~!!」と思わず嬉し声♬
これからどんどん生育して立派なパクチーになりますように(*^-^*)

アスパラガス1年栽培の成果と仮説

アスパラガスは通常収穫するまでに2~3年はかかるといわれています。アスパラガスっていったいどうやって栽培されているんだろう~?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。簡単に言えば、根株を育てるのです。しっかり、2~3年、樹を育てながら、根に養分を蓄え成長後、春先の萌え芽を収穫します。
近年、このアスパラガスもまだ試験段階ですが1年栽培が可能かも!?ということで、私たちも昨年の春から取り組んでみました。
様々な課題もたくさんありましたが、何とか今年の春収穫ができるようになりました。(収穫量的には、まだまだですが・・・)
試験的ということもあり、今年の春にどの程度根株が成長しているのか?をいくつかのパターンで掘り起こし、検証してみました。

根株を掘り起こし感じたことは・・・
外径の太い萌え芽は、やはりそれだけ根株が成長しています。また新しい萌え芽も根株の周りに数多く見られます。
また、根域が広く、また根の深さがあるほうが・・・ほかにもまだまだ気になる点はありますが(笑)
つまり、いかに約1年間という限られた時間の中で、根株養成時間をつくることができるか?ということだと。
根が育ってなければ、やはり外径の細いものばかりで、かつ萌え芽の本数もわずかでした。

今年の春の新苗は植えつけたので、来春の研究課題として・・・
①根域と根深確保するために・・・株間と畝の高さ、ベッド幅を調整する。
②地域的に雪・風・霜などの被害を考慮して、根株養成期間を長くする。
③苗を植え付けた後の、樹をどれだけ大きくできるか?の栽培管理。
④生育のよい根株をいくつか別の圃場に移植して、根株の成長確認をする。
上記4点を一つの方向性として見出していきます。

また、アスパラガスの場合1年栽培ではもったいないじゃないか!というご意見もあると思います。
ただ・・・アスパラガスって、多年栽培にも拘わらず、2年目以降にア○○○○〇という物質を出して、他の植物だけじゃなく自らも生育抑制させちゃうんですって。
だから、アスパラガスの畑にはアスパラガスしか作れなくなるという・・・
さらに多年にまたがると病気にもかかりやすく、手間もかかり、仮に生育不良でもなったら取り返しがつかなく、結果としてアスパラガス農家さんが減少傾向にあるらしいです。
だからこそ試験的なこのアスパラガスの1年栽培をなんとか自分たちの経験にしたい!!と強く思う今日この頃でした。

さて、明日はいよいよかぼちゃの苗を植え付けします!!
当初は、春の土用期間で土公神様がいることから4日まで土いじりをしないように心がけていましたが、5日に雨予報。
明日植え付け後の雨で根が活着することを早めようと思っています。(土公神様に謝りながら、植え付けします)
 

やった!!パクチー発芽♬
根株の生育が良い萌え芽の外径!!
根株の生育の良い萌え芽の根域!!
掘り起こしたときに根の深さがあった株!!
写真4の萌え芽の外径!!
根株にある新しい萌え芽の様子!!
あまり生育の良くない根株!!